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遍照院(へんじょういん)は岡山県倉敷市西阿知町に所在する真言宗御室派別格本山の寺院。山号は神遊山。詳しくは、神遊山 神宮寺 遍照院と号する。本尊は十一面観音。 瀬戸内三十三観音霊場第二番札所、浅口三十三観音霊場第二十六番札所・第二十七番札所。 御詠歌:世を救う 大悲の誓 深ければ あまねく照らす 西阿知の寺 == 概要 == 寺伝によれば平安時代の寛和元年(985年)智空上人が花山天皇の勅願を受け、市内にある式内社・足高神社の神宮寺として開山したと伝わる。 寺院の西隣には熊野神社があり、神仏習合の形体を留めている。 延久元年(1069年)には後三条天皇の祈願所の一つに列せられたと伝えられている。 備中国南東部の有力な寺院として31ヶ寺の末寺を有した。天正年間(1573年 - 1592年)には毛利家より寺領2,000石を与えられた。江戸時代になると、岡山藩主池田家の祈願所として寺領50石を与えられた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「遍照院 (倉敷市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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